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家族社会学の研究に取り組む品田知美さんは、日本の 家族の現状を淡々と描くことで、少子化の原因を提示しています。 ・家電製品の普及で家事時間は減ったのか? 戦前と現在の家事時間を比較すると「ほとんど減っていなかった」そうです。 戦前は、食器や下着を毎日洗わず、食事は一汁一菜。 戦後は、食器も下着も毎日洗い、一汁三菜が当たり前の生活に。 「快適な生活を送るため、主婦に要求される家事の水準が高まり、 それゆえ家事の時間も減らなかった」 ・仕事をするために家事を減らす 「仕事よりも家事時間が長い先進国が多いが、日本は逆。 仕事時間が、欧州で最も長い英国よりも、日本は長い」 仕事をするために家事を減らすには、子どもを持たないという 選択しか残らなかったと見る。 「手間と時間がかかる子育ては大きな負担だという認識を 政府や社会が共有しない限り、子どもは増えないでしょう」 ・どうして、そんなに日本人は働くのか 海外で日本人家族の生活について品田知美さんが説明すると、 どの国でも驚かれるという。 「朝から晩まで必死で働かないと正規雇用の職を失うから」と 説明するのだが、夕方に帰宅するのが普通の国の人には 「家族生活をしたいという欲求がないのか」と 首をひねられるという。 「産むのは専業主婦か、少し働いている人。産まないのは フルタイムの仕事に就いている人という分かれ方をしている国は 日本を含め少子化する」 「政府が主導して、短時間勤務制度や復職制度を充実させ、 海外でよく見られるパートタイムの管理職を広めること。 男性を含め、みんなで家事を分担し、生活の質を維持しながら、 少しずつ働ける制度がないと、女性は子供を産めない」 2008年12月1日 長崎新聞より
by joisan
| 2008-12-01 23:26
| 女医のつぶやき
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